チャーリーとチョコレート工場

見てきました。いや、あまり期待してなかったせいか、
思ったよりずっと面白かったです。ティム・バートンの世界にひきこまれました。
私は、チョコのたっぷり入った『タリーズ』のチャンククッキーを持って映画館に入って、チョコレートの場面になるとこっそりそれを齧って楽しんでいました。すごく美味しく感じました(笑
ジョニデの怪演、子役のうまさも見物。あの子役、『ネバーランド』の少年だったんですね。
ほんとに演技がうまいです。12歳だったはずですが、8つくらいに見えます。
後半がちょっとダレるのと、ラストが(ここよりねたばれ)

絵に描いたようなハッピーエンドすぎて、なんとなく釈然としないんです。
なんだかかえって、切なくなってしまう。あれはアダルトチルドレンの物語だと思うのですが、まるでマイケル・ジャクソンみたいなウォンツが痛い。あんなに簡単にACの傷が癒せるものなら苦労はしないとつい思ってしまったり。家族がいればそれで幸せってそんな単純なものだろうか?…。

まあ、これはブラックな絵本だと思えば、そんな突っ込みは無粋というものかも。
オープニングからの画面の見事さには見とれてしまった。いったいどこまで実写なのか。
あと、チャーリーの家の貧乏っぷりがすごい。もう、あそこまでやると爆笑。それから、リス!リスが必見。あれがCGじゃないなんて…!!